損益分岐点売上高

投稿日2005.02.18

損益分岐点売上高とは損益がゼロになる売上高のことをいいます。この額より売上が多ければ黒字に、少なければ赤字になってしまいます。今回のFAX NEWSは問い合わせの多い損益分岐点売上高の算出方法及びその活用方法についてお伝えします。

損益分岐点売上高の算出方法

「損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)」です。変動費率とは変動費÷売上高で求めます。参考までに上記公式の算出過程を記しますと以下の通りです。
損益分岐点売上高をYとすると、Y―(固定費+変動費率×Y)=ゼロとなる売上がYになります。この式をYについて展開すると導くことができます。

固定費を1,000万円、変動費率は90%とします。上記の公式に当てはめるとY=1,000万円÷(1-0.9)となりYは1億円と求められます。

変動費と固定費

変動費(売上高に比例して発生する費用)と固定費の分類は会社によって様々です。一般的には卸売業であれば売上原価、製造業であれば原材料費等が変動費に該当しますが、販売手数料のように販管費の中にも変動費が含まれている場合があります。固定費は変動費以外の費用です。

活用方法

(1)損益分岐点売上高を超えると、超過売上のうち変動費以外の部分がそのまま利益になるので、利益管理を行いやすくなります。事例の場合1.5億円の売上(超過売上は5千万)では500万の利益が出ることになります。

(2)1の計算式の固定費を固定費プラス目標利益とすると、目標利益を達成できる売上高を求めることができます。

(3)変動費率や固定費を実績とは別の値にした場合に、損益分岐点売上高がどのように変化するかがわかるので、コスト管理の参考になります。例えば固定費を100万円削減すると上記の例では損益分岐点売上高は9,000万円に下がり、更に変動費率を80%に下げると損益分岐点売上は4,500万円に下がることになります。

厳密に変動費と固定費を分類するのは難しいことですが、一度ご自分の会社の損益状況を分解して、損益分岐点売上高を算出してみてはいかがでしょうか。

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