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マンションの住みやすさと価格

投稿日2013.07.28

蝉の声に暑さを覚える今日この頃ですが、他の虫たちも元気に活動する時期ですね。

地面に近い1・2階は、虫を避けて生活することは難しいでしょうが、ある不動産会社の調査によれば、蚊については6~10階位から減少しはじめ、ゴキブリは6~10階位で1・2階の1/3位しか目にしなくなり、11階以上ではどちらも殆ど目にすることはないとか?

建物の階層による住みやすさは人にとっても、虫にとっても随分異なるようです。今回のFAXNEWSでは、マンションの階層による住みやすさと価格について考察したいと思います。

マンションの価格の一般的な特徴とその考え方

一つのマンションの中でも階層によって価格には差があります。一般に高層階の方が景観や眺望が良く、騒音が少なく、通風・日照もよいので人気が高く、価格も高いです。この傾向は、都市部に林立している超高層分譲マンションで顕著で、最上階に至っては、住み心地だけでは説明しきれない一種の社会的ステータスを含んで、高額な価格設定がなされることがあります。

ただし、一定の築年数が経過したマンションの最上階は、高層階のメリットは享受できるものの、屋根の断熱性能が低く、夏場は極端に暑くなるため、嫌気される場合もあります。日差しや風の強い沖縄県などではその傾向が顕著です。

マンションの低層階の魅力

一方、価格が安い割には、マンションを買った後に実際に住んでの評価が高いのが1階です。

その理由としては、エレベーターや階段が不要でとにかく出入りが楽、子供を走らせても気にする必要がない、下からの生活音もない、子供の窓やベランダからの落下の心配がない、などがよく聞かれます。また、場合によっては専用庭があること、そして最近多いのが、災害時の避難がし易く、地震の揺れも低層階の方が小さいので安心ということです。

これまで1階は、防犯やプライバシーが心配という方が多かったのですが、反対に人通りが多いので安心だとか、高齢者の場合、人との繋がりは1階の方が得やすいとの意見も聞かれます。

まとめ

子育世代や高齢者世帯など、年代やライフスタイルによっては、実際の住み心地は、低層階の方が有利な場合もありますので、ご自分にとって住みやすい階層をご自身の価値観で選ぶことが重要ですね。

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