１０００号記念号

皆様にお届けしております横須賀Ｇ通信は、今回、記念すべき第1000号を迎えることができました。皆様の支えがあっての1000号です。これまで本当にありがとうございました。

第1号は平成7年8月21日でした。Windows95が発売された年で、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件があった年でもあります。消費税率は３％でした。

そのような中、会計や税務、不動産鑑定分野の最新情報をできるだけ早く顧問先の皆様にお届けしなくてはという当時の横須賀博（故人）の想いから、FAXで情報を発信するというこのサービスを開始しました。ちなみに、第１回目のテーマは固定資産税、都市計画税の今後の推移予測でした。　　　　　　　

お送りしている先様からは、様々な反応があります。送信した翌日に、今回のテーマの××ってどういうこと？うちにも関係があるの？といった問い合わせがあったり、後日顧問先様の所にお邪魔すると、待ってましたとばかりに質問攻めにあったりと、作成している私達としては嬉しい反応が今でも数多くあります。

これも、最新情報をいち早く顧問先様にお届けしなければというスタート時の想いが多少なりとも根付いていることの表れかなという気もしております。

当初FAXのみであった発信形態は、平成12年にはまぐまぐを使ったメルマガも加え、より多くの方に情報をお届けすることにしました。また令和4年にはFAXを廃止し、名称もFAXNEWSから現在の横須賀Ｇ通信へと変更しました。発信形態は時代に合わせて変更しながら今日に至っていますが、目指すところおよび発信する内容は基本的に変えておりません。

すなわち、(１)最新の情報を、(２)顧問先様および私達に興味を持っていただいている方々に、(３)わかりやすい表現でお届けする、というものです。

(１)は、現在聞いたことがないことであっても、近い将来に話題になりそうなことであれば取り上げるようにしております。(３)は微妙でいつも頭を悩ませるのですが、経営者の方が直観的にピンと来るような表現を用いて作成するようにしております。お忙しい経営者の方には本業に専念していただき、なにかの拍子に思い出してお問い合わせいただいたり、経理の方に確認していただくといったきっかけになるような内容を目指しております。

顧問先様限定でスタートしたFAXNEWSも現在の登録者数は約2400名。事務所職員が交代で原稿を作成し、毎月3回、8の日に送信というスタイルはスタート時から変わっておりませんが、約28年間の間に購読者数は大幅に増えております。

受け取った方からの反応や、購読者数の増加は原稿を作成する側の励みです。

決して1000号で満足することなく、よりよい発信内容、方法を模索しながら2000，3000号へと継続できるよう励んでまいります。皆様には引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。