年末のご挨拶
FAXニュースについて
同業他社と違ったサービスの提供を目指し、平成7年8月21日に送信を開始したFAXニュースは早や14年を経過し、本号で518号となりました。爾来「その時々の税法の解説や不動産に係るホットな情報」をタイムリーに提供してきました。
毎月8の日に発刊しているこのFAXニュースは個別配信に加え、当税理士法人のホームページ(www.yokosuka.jp)にも転載しております。
そのため、たえず問い合わせや、質問があり、これらへの対応にも労力を費やすこととなっておりますが、「継続は力なり」をモットーに、更なる内容の充実に励む所存です。
無駄の排除
政府は予算の中の無駄を排除するため、事業仕分けを行いました。このことは新鮮な政治手法と受けとめられていますが、無駄の定義はその時代のその人の視点によってどの様にも解されるものです。公共事業は、投下資本に見合う相応の利益を国民にもたらすかどうかが問われるものの、同じ無駄と解されるものであっても我々庶民の日常生活の無駄を徹底的に排除すると、そこには殺伐とした砂漠が描かれてしまうのではないでしょうか。
その意味からすると無駄もGDPを押し上げる一役を担っている様にも思うのですが・・・。
法律上の無駄は必要か
11月25日付の日本経済新聞朝刊「春秋」欄に次の様な記述がありました。
「首相官邸や中央省庁の建替えに続いて国会議事堂の化粧直しが行われたこと。
一方、議員提案の「国会等移転法」により、首都機能を地方に移す構想は依然として継続しており、この構想のための担当部局が霞ヶ関には存在し、現に調査費もついている。」と。
これを無駄でないとすれば、今の政治家は百年の大計を胸に抱きながら政治を行っていることになりますが、いや早やご立派?
そんな頭の体操は忘れ、ともあれ、今年一年のご支援とお力添えに心から感謝を申し上げ、年末のご挨拶と致します。
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