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投資用ワンルームマンション購入時の注意点

投稿日2015.04.28

最近の株価上昇や日銀の量的緩和など良好な資金調達環境を背景に、投資用ワンルームマンションの販売も好調のようです。今回のFAX NEWSは、投資用ワンルームマンション購入時の注意点についてまとめてみました。

実質利回りを重視すること

ワンルームマンション投資を検討する際、利回りが重要な判断材料となります。利回りとは投資額に対して収益をどの位得られるかを図る尺度のことです。不動産投資における利回りは大きく表面利回りと、実質利回りの2種類があります。

表面利回り=年間収入÷物件価格×100
実質利回り=(年間収入-諸経費)÷(物件価格+購入時経費)×100

諸経費には、所有者として負担しなければならない固定資産税等、建物保険料、管理費、修繕積立金などが含まれます。

また、購入時経費には、建物に対する消費税、仲介手数料、印紙税、登録免許税、不動産取得税などが含まれます。ワンルームマンションを購入、運用していくには物件価格以外に出費が必要です。表面利回りの良さで購入したけれど、思ったより意外な出費が掛かって後悔しないように、実質利回りで判断することをお勧めします。

空室損失を考慮すること

検討中のワンルームマンション周辺における築年数等の類似物件の空室率がどの位かを調べ、利回り算定式の「年間収入」から控除することをお勧めします。空室になっても諸経費は発生するので、ローンで購入する場合は返済が滞る危険性も出てきます。

管理費や修繕費の妥当性を検討すること

購入者の多くが居住するマンションであれば、掃除など日々の管理の良否をチェックできますが、投資マンションの場合、管理会社に丸投げでチェックがなおざりになってしまうケースも見受けられます。

また、悪質な管理会社の中には、修繕工事について複数の工事会社から見積をとることなく、自らの関連会社に割高な代金で工事を発注し、多額の利益を得る場合もあります。

ワンルームマンション投資では、表面利回りに踊らされることなく、慎重に検討することをお勧めします。

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