外国人投資家からみた日本の地価水準
日本の株式市場における外国人投資家の売買シェアは約6割と言われ、大きな影響力を有しています。不動産市場でも、昨今の円安や不動産価格上昇期待を背景に、外国人投資家の取得額のシェアは増加傾向にあります。
そのため、外国人投資家の行動が今後の地価に影響を与えると思われます。
そこで今回は、「外国人投資家からみた日本の地価水準」についてお知らせします。
ドル換算した場合の日本の地価水準
下記グラフは、平成27年地価公示の商業地最高地点である「中央5-22」(中央区銀座4-5-6)の直近10年の地価の推移及びその地価をドル換算した場合の地価の推移を表しています(弊社加工)。
上表によるとミニバブルといわれた2009年当時は、円高の影響から外国人投資家が感じる日本の地価水準は、国内投資家よりも割高でした。
しかしここ数年のそれは、円安効果で国内投資家よりも割安の状況にあることが伺えます。
また、2009年当時と比較してもかなり割安であることが伺えます。
まとめ
今後は米国の利上げ観測から、為替相場ではさらに円安が進行すると予測されており、地価の割安感から、外国人投資家の地価に対する影響力は、さらに強まるのではないでしょうか。
お問い合わせは当ホームページの無料税務相談コーナーからどうぞ。
メルマガ登録はコチラ
当グループでは、メールマガジン「横須賀G通信」を毎月3回発行しています!
会計・税務・不動産に関する最新情報や知らないと損をする情報などをお届けしています!
お申し込みはこちらからお気軽にどうぞ。