不動産市場の海外への情報発信について
国土交通省は、不動産市場の国際化に対応するための一環として、日本の不動産市場を英語で紹介するパンフレットを作成しました。そこで今回は、その意義と内容の一部をお伝えします。
情報発信の意義
我が国経済の持続的な成長を遂げるためには、アジアをはじめとする諸外国の資本を取り込んでいくことが不可欠です。諸外国の投資家を呼び込むことで、資金源を多様化させ、我が国の不動産市場の活性化・安定化を図ることができます。
しかしながら、諸外国の投資家が日本の不動産市場に対して幾つかの懸念を抱いています。すなわち、「日本の制度・商慣習の不透明性」や「不動産に関する情報量の少なさ」等です。この状況を放置していては、諸外国の投資家を呼び込んでいくことができません。
このため、国土交通省は、広く海外に向けて公的情報として、日本の不動産市場を英語で紹介するパンフレットを作成しました。
英語パンフレットの内容
(1)日本全体の経済政策(首相官邸、内閣政府資料を基にアベノミクス3本の矢を紹介)
(2)国土交通省の政策(「国土のグランドデザイン2050」を基に今後の国土像を紹介)
(3)今後のインフラ整備(「国土のグランドデザイン2050」等インフラ整備計画を紹介)
(4)都市開発プロジェクト(国家戦略特区を基に、東京での都市開発プロジェクトを紹介)
(5)不動産市場全般(日本の不動産市場規模、安定性について紹介)
(6)環境性能の高い不動産(不動産の環境性能を高める取り組みについて紹介)
(7)不動産市場の透明性(住宅価格指数や公表されている不動産指標について紹介)
なお、英語パンフレットは下記の国土交通省ホームページからダウンロードできます。
(http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000357.html)
今後とも、幅広い諸外国の投資家の取り込みを予定とのこと。期待したいですね。
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