年末の御挨拶（2015年）

今年もあとわずかとなりましたが、本年の業績はいかがでしたでしょうか。

当税理士法人も何とか無事越年可能な歩みを続けております。
これもひとえに皆様方のご支援の賜物と心から感謝を申し上げます。

さて、今年の話題、特に我々に直結するものといえば、
まずは税法の中でも相続税の基礎控除額の減額による納税者の急増、
消費税の税率アップ問題が挙げられます。

消費税は軽減税率を導入することと、その対象品目に政治的配慮もあって、
加工食品を含めること、それに飲食は場所によって区別する様に決まったため、
事業者の事務負担がより大きくなりそうです。

消費税率のアップの目的は、
増え続ける社会保障費の財源を国民全体で広く負担することですから、
その趣旨を失って欲しくないですね。

しかし、こういった負担も大きな反対運動が起きるわけではないようで、
これも日本人特有の国民性のなせる業なのであろうと思います。

最後になりましたが、
新たな年が皆様にとって幸多いことを祈念して、年末のご挨拶と致します。

謹白

（文責－横須賀博）