終の棲家は戸建住宅かマンションか
今月14日の参議院本会議で年金制度改革法案(将来世代の年金水準の確保を目的とした改定ルール)が自民党や公明党などの賛成多数で成立しました。
新しいルールは、今後年金負担者の賃金が下がれば年金支給額も引き下げられるというもので、基礎的収支のバランスを保とうというものです。このルールの成立により、年金負担者の負担は減少するものの、年金受給者は今後の年金負担者の賃金変動により受給額も変動するため、安定した年金を受給できない心配が出てきました。
今回は、新しい年金制度のもと、終の棲家として「土に生きる戸建住宅」と「眺望を多とするマンション」について考えてみました。
1.住みやすさ
戸建住宅は、平屋でない限り階段がありますので暮らすには不便な面も多く見受けられます。
一方で、マンションは、鍵一つで戸締りが出来るほか、最近では高齢者がストレスなく居住できるように段差の少ないバリアフリーが取り入れられています。
住みやすさでは、マンションの方が暮らしやすそうです。
2.居住するためのランニングコスト
戸建住宅に居住するには、土地建物の固定資産税や建物保険料のほか、必要に応じて経年に応じた劣化部分の修繕費用等がかかります。
一方、マンションに居住するには、戸建住宅と同様に固定資産税や建物保険料のほか、エレベーター等設備の保守点検費や共用部分の清掃費などの管理費、大規模修繕積立金、必要に応じて駐車場使用料等がかかります。
マンションでの暮らしは、戸建住宅よりも多くのランニングコストがかかるようです。
3.まとめ
上記のように、終の棲家として戸建住宅とマンションは一長一短のようです。どちらを選ぶかは住む方の好みや生活スタイルが判断材料になると思いますが、それらはともかくとして、今回成立した年金制度は老後の生活を支えるものなので、終の棲家の選択に影響するのではないでしょうか。
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(文責-横須賀博 島田充浩)
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