新年のご挨拶（2018年）

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。

【新しい潮流】

昨年はアメリカやヨーロッパ、それに中国、北朝鮮、そして日本でも大きな変化があり、世界的に新たな潮流が生まれつつあるのを感じます。

特に経済面でアメリカと中国という2強が世界のＧＤＰの4割近くを占めている（ＩＭＦによる2017年予想値）という現状は、この2国の政策が日本経済に大きな影響を与えることになります。

ただ中国のＧＤＰは、19世紀のアヘン戦争以前には世界の3分の1を占めていたという説もあり、昔に戻りつつあるというのが正確なところかもしれません。

【税制改正】

そのような中、昨年末には平成30年度の与党税制改正大綱が発表されました。

どちらかといえば個人増税、法人優遇といった内容でしたが、事業承継税制の大幅な拡充(10年間限定)、賃金の増加を促すための改正等、国として向かうべき道が示された点については評価できると考えております。

年末の日経ビジネス誌には、税制改正大綱に反対という方が賛成派を上回ったという記事が掲載されていましたが、どのような影響が今後出てくるか見守りたいと思っています。

【抱負】

私どもの事務所では昨年から様々な新しいことを始めております。

事務所内設備の活用方法の見直しといったことから、様々な場所での税務相談会の引受け、他業種の方とのセミナー共催、クラウド会計などの最新の会計業界の流れに乗る等です。
それも「お客様のために」という私どもの事務所の基本理念を守るためであります。

上記の税制改正だけでなく、新たな世の中の仕組みを知識として吸収し、現在のお客様だけでなく、潜在的なお客様にも届くような情報発信をしていく所存です。

本年も所員一同前向きに、そして貪欲に仕事を進めていくつもりですので、新たな1年ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年が皆様にとって幸多き年であることを祈念して新年の挨拶といたします。

お問い合わせは当ホームページの無料税務相談コーナーからどうぞ。

（文責－久保田一成、林達郎）