3月決算に向けて
3月決算の会社にとって今期はあと残り2週間となりました。
振り返ってみるといくつかの不安要素はありましたが、報道等を見る限り、上場会社を中心に全般的には好業績だった会社が多いような印象を受けます。中小企業にも好業績の恩恵が行き渡るといいのですが、会社や業界によってその恩恵は異なるようです。
今回は、3月決算の会社が残り2週間で行うべきことをいくつかの視点から簡単にまとめてみました。
1.好業績だった会社
納税は国民の義務ですから、好業績で利益が多く出たのであれば見合った納税をするのが基本です。ただ、せっかく社員一同頑張ったのだから皆で分かち合いたい、これを機に古くなった所を直したい等の要望もあるでしょう。こういったことも含めた一般的に言われている節税対策としては以下のようなことがあります。
・決算賞与支給
・社員旅行
・古くなったパソコンやコピー機の入れ替え
・社内設備の修理、除却
・不良債権や不良在庫の処理等
2.業績が振るわなかった会社
予想より利益が少なかったというケースもあるでしょう。対策というわけではありませんが、経費の一部を貯蔵品、前払費用や固定資産処理することによって見た目の利益を増やすことは可能です。その他下記のようなこともあります。
・未払金や買掛金のうち払う必要のないものがあれば雑収入へ振替
・社長借入金の債務免除
・保険などの解約益等
3.その他
4月以降の新年度の準備も行う必要があります。税務的に重要なのは届出関係です。
消費税や減価償却方法等を変更する場合、新年度が始まる前に届出を行う必要があります。
上記の他にも様々な対策がありますので、その一部を3/22(木)の決算対策セミナーにてお話しします。セミナー後には個別相談会も行います。
まだ数名の余裕がありますのでお時間のある方はお申し込みの上、ぜひお越しください
お問い合わせは当ホームページの無料税務相談コーナーからどうぞ。
(文責-久保田一成)
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