所得税や法人税のクレジットカード納付について
現在の国税の納付手続は、窓口納付に加えて、振替納税やインターネットバンキング、ダイレクト納税、クレジットカード納付など様々な納付方法を選択できるようになっています。
そこで、今回は2018年より利用が開始されたクレジットカード納付の内容についてお伝えいたします。
概要
クレジットカード納付とは、インターネット上でクレジットカードを利用して、国税を納付する手続です。国税のクレジットカード納付専門サイト「国税クレジットカードお支払サイト」に納付情報やクレジットカード情報を入力して納付手続きを行います。
※「源泉所得税及び復興特別所得税」の納付については、所得税徴収高計算書の提出が必要となるので、e-Tax(国税電子申告・納税システム)からデータ送信後メッセージボックス内の受信通知から「国税クレジットカードお支払サイト」へアクセスする方法により、納付が可能です。
利用可能税目 |
申告所得税 及復興特別所得税 |
源泉所得税 及復興特別所得税 |
相続税・贈与税 |
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法人税・地方法人税 | 消費税及地方消費税 | その他国税の全税目 (本税・附帯税) |
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利用可能額 | 1度の手続につき、1,000万円未満(クレジットカードの決済可能額以下) | ||
利用可能時間 | 24時間(e-Taxからアクセスする場合は、e-Taxの利用可能時間に限る) | ||
利用可能なカード | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、 TS CUBIC CARD |
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決済手数料 | 最初の1万円までは76円(税抜き)。 以後1万円を超えるごとに76円(税抜き)加算。 例)1円~10,000円→ 76円、30,001円~40,000円→ 304円 |
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領収証書 | 発行されない。(納税証明書の発行に3週間程度かかる場合がある。) |
クレジットカード納付のメリット・デメリット
メリット | ・支払を遅らせることができる。(カード会社からの請求による支払いのため) ・ポイントやマイルを貯められる。(カード会社により取り扱いが異なる。) ・24時間いつでも納付できる。 ・納付のために窓口まで出向く手間が省ける。 |
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デメリット |
・決済手数料がかかる。 ・領収書が発行されない。 |
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