JR高輪ゲートウエイ駅周辺の地価の推移
今回は、高輪ゲートウエイ駅開業に伴う地価の推移をお伝えします。
高輪ゲートウエイ駅周辺再開発計画
再開発区域は田町駅方面の1街区から高輪ゲートウエイ駅前の4街区までに分けられ、2024年までに居住施設、ホテル、商業施設、文化施設等を備えるビル整備が計画されています。
また、品川駅方面の区域5区域6は2027年リニア中央新幹線開業に向けて整備が予定されています。
駅周辺の地価推移
高輪ゲートウエイ駅最寄りの地価公示の商業地(港5-10)と港区内の商業地地価公示価格変動率の推移を比較すると、駅開業計画前2014年の地価変動率は、港区内商業地平均の変動率を下回っていました。 計画後の2015年~2019年地価の変動率は約1.4倍~3倍上回りました。なお、開業直前の2020年の変動率は、ほぼ同水準となりました。
また他の新駅開業に伴う地価変動をみると 、2019年11月30日に開業した相鉄線羽沢横浜国大駅最寄りの住宅地(神奈川-12)と神奈川区住宅地の平均の地価公示価格変動率の推移を比較すると、2015年~2017年の地価の変動率は約0.7倍~0.9倍と下回っていましたが、2018年~2019年はほぼ同水準となり、新駅開業後の2020年は約2.7倍と大きく上回りました。
このような結果から新駅開業は地価を上昇させる要因と言えるでしょう。
まとめ
高輪ゲートウエイ駅周辺は計画道路の整備により、今まで線路で分断されていた芝浦港南地区と東西間の街のつながりが出来、利便施設の整備により大きく街並みが変化していくことが期待されます。
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