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クラウドファンディングの会計と税務

投稿日2020.02.28

新型コロナの影響により、法人個人を問わず多くの事業者が売上減少により資金繰りに苦しんでいます。
コロナ対策により国などは緊急融資や給付金等で対応をしていますが、その他の資金調達方法としてクラウドファンディングを利用する事業者が増えてきています。

今回は、クラウドファンディングにより調達した資金の会計と税務についてお伝えします。

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングとは、クラウド(群衆)とファンディング(資金調達)を組み合わせた言葉です。
インターネットを経由して、不特定多数の人から資金を集める仕組みのことをいいます。
クラウドファンディングの種類は、以下の3種類となります。

種類  リターン
購入型  商品やサービス
寄付型  なし
投資型 貸付型 利息
ファンド型 分配金
株式型 配当金

会計と税務

種類  資金受領者  資金提供者 
購入型   法人 売上 法人 仕入(出資額に対して低額の
個人 個人 場合、寄付金の可能性あり)
寄付型     法人 受贈益 法人 寄付金
法人 受贈益 個人 なし(寄付金控除なし)
個人 受贈益(一時所得) 法人 寄付金
個人 贈与税 個人 なし(寄付金控除なし)
投資型 貸付型  法人 借入金-支払利息 法人 貸付金-受取利息
個人 個人 貸付金-受取利息(雑所得)
ファンド型 法人 資本金等-分配金 法人 投資等-分配金
個人 投資等-分配金(雑所得)
株式型  法人 資本金等-配当金 法人 投資等-配当金
個人 投資等-配当金(配当所得)

利用目的によっては、利用手数料の助成金がある自治体もありますのでご確認ください。

お問い合わせは当ホームページの無料相談コーナー からどうぞ

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