年末のご挨拶（2020年）

今年も残りあと1週間となりました。
振り返ってみるととにかく新型コロナウイルスに翻弄された1年間で、2月のダイヤモンドプリンセス号の集団感染以降、あっという間に世の中が変わりました。

月別に見ると以下のようなことがありましたが、新型コロナウイルス関係の出来事の多さがよくわかります。

・3月　東京オリンピック延期決定
・4月　緊急事態宣言(解除5月)
・5月　10万円の支援金支給開始
・7月　ＧｏＴｏトラベル開始（12月に全国一時停止決定）
・9月　菅内閣発足(8月に安倍首相辞意表明)
・11月　アメリカ大統領バイデン氏勝利
そして11月以降、今日に至るまで感染者が急増しています。

私どものお客様でも飲食業や観光業の方を始めとして大打撃を受けた会社が数多くありました。
通常業務以外でもコロナ対策の助成金や給付金等のご紹介や手続き支援などでお手伝いさせていただきましたが、一気に売上が減少する怖さを身にしみて感じました。


事務所運営としては在宅勤務の導入やアクリル板の設置、忘年会等の中止、オンラインでのお客様との打合せなど、 これまであまり考えたことがなかったようなたくさんの変化がありました。
税務という限られた分野の中でも、個人の確定申告や法人の申告期限の延長制度、コロナ特例のような制度もできました。 また、3月以降は税務調査もほとんどありませんでした。



私どもはお客様の売上を直接増やすことはできませんが、経営数値の分析や、有利な制度の利用提案などを通じて間接的にお客様のお手伝いをすることはできます。
こういった点はコロナの流行とは無関係に職業上の使命であり、来年以降も変わることはありません。
この点をしっかりと再認識し、来年以降もまたすべてのお客様に税務面の安心感を持っていただくという私どもの理念を改めて胸に刻み、新年に向けての決意を新たにしたいと考えております。


令和3年が皆様にとって少しでも明るい年であることを祈念して年末のご挨拶とさせていただきます。

税理士法人横須賀・久保田　代表社員　久保田一成
株式会社横須賀不動産鑑定事務所　代表取締役　林達郎

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