低炭素住宅のこれから
環境問題解決のきっかけとなるレジ袋の有料化が日常生活に浸透した今日、住宅市場にも二酸化炭素等の温室効果ガスの排出を防ぐため、脱炭素化の動きが加速化しています。
そこで、今回は、住まいを選択する新たな価値尺度としての「認定低炭素住宅」についてご紹介します。
認定低炭素住宅とは
認定低炭素住宅とは、市街化区域等内に建築された住宅のうち、二酸化炭素の排出量を削減した省エネ性能の高い住宅であり、国の認定基準を満たしたものをいいます。
認定基準は、「定量的評価項目(必須)」と「選択的項目」があり、この2つを満たす必要があります。
「定量的評価項目」は外皮の断熱性の確保や一次エネルギー消費量が一定水準以上であること、「選択的項目」は便器や食洗器等の節水機器の導入や太陽光等の再生可能エネルギーを利用した発電設備を設置している等の項目があります。
メリット・デメリット
認定低炭素住宅の主なメリットとデメリットは以下のとおりです。金利優遇や税制面では、制度が変更される場合があるため、最新の制度に関する情報を確認すると良いでしょう。
また、市街化区域内であることが条件ですので、こちらも確認する必要があります。
メリット | 光熱費の削減が可能 断熱性の高い居住空間が実現可能 ヒートショック等の健康被害を防止 住宅ローン(フラット35S 金利プランA)の金利優遇措置あり 所得税の軽減措置あり(※新築に限る) 登録免許税の措置あり(※新築に限る) |
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デメリット | 建築確認等の申請等にコストがかかる 低炭素機器を設置するコストがかかる 定期的な機器(太陽光発電設備等)のメンテナンスが必要 |
まとめ
以上のように、低炭素住宅は初期費用がかかる反面、長期的な視点では、断熱性の高さやヒートショックの抑制等の機能面や健康面で快適性の高い居住空間が実現できそうです。 認定低炭素住宅についての詳細は、こちらからご確認ください。
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