令和4年(令和3年分)確定申告の変更点
今回は「令和4年(令和3年分)確定申告の変更点」について、その一部をご紹介します。
変更点
従来 | 変更点 | |
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(1)申告書は押印不要に | 確定申告書への押印が必要だった | 確定申告書への押印が不要 ※e-Taxによる申告では、従来から不要 |
(2)ふるさと納税の添付書類の簡素化 (YF-00946) | 紙による申告の場合には「寄附金の受領書」の添付、e-Taxによる場合には、各寄附先及び金額の入力が必要だった | 「さとふる」等ポータルサイトが発行する「寄附金控除に関する証明書」の添付でも認められることとなった |
(3)小規模企業共済等掛金控除の添付書類の変更 | 定まった書式の添付書類がなかった | 「特定の基金に対する負担金等の必要経費算入に関する明細書」の添付が必要となった |
(4)パソコン作成申告書のe-Tax送信が便利に | PCでマイナンバーカードを読み取る際、ICカードリーダライタが必要だった | マイナンバーカード読取対応のスマートフォンで代替可能となった |
(5)保育の助成等が非課税扱いに | ベビーシッター利用料等の助成を受けた場合、雑所得として確定申告が必要だった | 非課税扱いとなり、確定申告が不要となった |
コロナの影響による変更点
(1)提出期限の個別延長が可能に | コロナの影響により申告することが困難であった場合、令和4年4月15日までの間、簡易な方法により申告・納付期限を延長することが可能となった |
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(2)住宅ローン控除の期間延長と要件の緩和 | コロナの影響により、注文住宅は令和3年9月末、分譲・中古住宅は令和3年11月末までに取得(契約)したものであれば、令和4年12月末までに入居すれば、住宅ローン控除が適用可能となった |
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