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賃貸住宅メンテナンス主任者

投稿日2024.04.08

更新日2024.04.26

公益財団日本賃貸住宅管理協会は、賃貸住宅管理業法が令和3年6月施行されたことに伴い、令和5年11月6日に「賃貸住宅の維持保全」における知識を幅広く取得した人材を認定する新資格「賃貸住宅メンテナンス主任者」を創設しました。

そこで今回は新たに創設された賃貸住宅メンテナンス主任者の資格内容についてお伝えします。

資格創設の背景

近年サブリース契約による不動産投資トラブルや、アパートの外階段崩落事故等、賃貸住宅に関連する事故が発生し、賃貸住宅管理業界に対する社会的信頼が揺らぐ事態となり、このような背景の下で令和3年6月に賃貸住宅管理業法が施行され、「賃貸住宅の維持保全」が管理業務として定義されたことを受けて「賃貸住宅メンテナンス主任者」の資格が創設されました。

資格の具体的な知識・技能

・賃貸住宅のメンテナンスの重要性
・建物・設備の基礎知識
・修繕対応から学ぶ設備の基礎知識(給排水設備、ガス、電気設備、雨漏り)
・消防設備の基礎知識
・外部改修工事の基礎知識
・巡回点検業務のチェックポイント
・法令点検とコンプライアンス
・原状回復工事

上記に掲げる知識や技能を習得することにより、定期建物点検を正確に行うことや、賃貸住宅の建物・設備の維持保全に関する問題に直面した際に、初期判断(一次対応)ができ、また、修繕の外注先等の専門家と知識レベルで同等の会話ができるようになることが期待されます。

今後の展望

法的裏付けがなかった賃貸住宅管理においては、物件やオーナー、管理会社によって管理の業務品質に大きな格差が生じている実態がありました。

賃貸住宅の経済価値は、特に賃貸経営管理の良否に左右されることが大きく、日常の点検を始め、定期点検や修繕などの知識や技能を習得した人材が賃貸管理に携わることにより、これまで以上にオーナーの資産の保全・価値向上、ひいては入居者の安心で快適な暮らしを提供されていくことが期待されます。

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