「不動産取引情報提供サイト」のリニューアルについて
国土交通大臣指定の不動産流通機構は不動産流通標準情報システム(通称:レインズ)を運営・管理していますが、このシステムに登録されている不動産売買価格の情報が平成19年4月1日より「不動産取引情報提供サイト(http://www.contract.reins.or.jp)」として、ホームページ上に公開されています。
このたび、平成24年3月28日に当サイトのリニューアルが行われ、これまで以上に詳細な情報の検索が可能となりましたので、そのリニューアル内容についてお知らせします。
1.主なリニューアル内容
(1) 戸建の検索条件及び詳細情報について、最寄り駅、用途地域、成約時期の項目を追加(マンションについては既に追加済)
(2) 戸建について、取引情報一覧を追加(マンションについては既に追加済)
(3) マンションの検索条件、詳細情報及び取引情報一覧について、専有面積の項目を追加
(4) 検索対象となる都道府県を追加(平成24年5月8日現在、マンション:25都道府県、戸建:29都道府県)
当サイトの拡充は、国土交通省が公表した「中古住宅・リフォームトータルプラン」にも盛り込まれており、今後のさらなるサイトの拡充・物件情報の透明化が見込まれます。
2.むすび
この「不動産取引情報提供サイト」は、プライバシー保護の観点より個別の不動産取引の特定ができないよう一部修正が施されていますが、実際の成約価格が公表されているため、実勢価格水準の把握に役立つものと思われます。
このほか、過去のFAX NEWS(YF-00387)でもご紹介した「不動産取引価格情報検索」サイトも合わせると、多くの不動産の取引価格情報がインターネット上で収集可能となっており、誰でも実勢価格を把握できます。
但し、不動産は個別性が強く、取引にあたっては様々な事情が含まれていることも多いため、公開されている価格が他の不動産にそのまま当てはまらないことも多いと思います。そのために、個別の不動産についての適正な価格が必要なときは、どうしても不動産鑑定士の鑑定評価によらざるを得ないことになります。
お問い合わせは当ホームページの無料税務相談コーナーからどうぞ。
(文責-横須賀 博)
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