新年のご挨拶(2020年)

あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬお引き立てご指導を賜りますようお願い申し上げます。
【東京五輪の年】
いよいよ東京五輪の開催年が到来しましたね。前回の東京五輪は、戦後復興の象徴的なイベントとして開催されましたが、今回の東京五輪は日本が高齢化や人口減少により衰退期に突入していく間での開催ということになるのかもしれません。ただ、そうなるかならないかは我々の行動次第!
【日本の国際的競争力】
実は、昨年IMDの世界競争力センターが発表した国や地域ごとの国際競争力では、日本は世界主要63か国中、30位といった水準にあるとされ、その凋落の度合いが顕著になっています。ビジネス効率に至っては46位となり大きく順位を下げ、マネジメント慣行は60位、生産性&効率性も56位とかなり深刻な状況にあることが伺えます。
【国際競争力低下の要因】
なぜこのような評価なのか。それは日本人が外国に対して閉鎖的でネットワークを構築せず、また「新しいチャレンジに直面した時、国民の柔軟性・適応力が高いか」といった質問に対する回答が主要国の中では極めて低いため、こういった結果につながっているとされています。
しかし、落胆する必要はありません。実はこの結果は、実質的に自己評価の側面が大きいのです。日本人は国際的にみても自分に対しての評価が厳しく、心配性で内向き志向であることが心理学において言われています。この調査もそんな特性が顕著に表れているのかもしれません。
【内向き志向に打つ手】
ただ、日本人の特性とはいえ、このまま自信なく内向きに引きこもっていては、益々世界から取り残され、衰退の一途を辿ることになるでしょう。それを打開できるかどうかは、今年の行動にかかっているのかもしれません。
折角、世界中の人々が今年日本にやってくるわけですから、積極的に世界中の人々と交流し、学び取り、新たなネットワークを構築していくことで、未来につなげていく必要があるでしょう。
弊社も、海外の人々と交流する機会は少ないのですが、今年こそ内向き志向を自ら変えていくべく、ホスト国の国民・企業として、積極的に来訪客との交流を深めていければと考えています。
最後になりましたが、本年が皆様にとって幸多き年であることを祈念しております。
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